20代公務員こそ有利!早期退職・FIREを目指す資産形成の始め方

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20代で公務員として働き始めたあなた。
「いつかは早期退職したい」「FIREを目指したい」と思いつつも、
「今のうちに何をすればいいの?」と迷っていませんか?

本記事では、20代公務員が早期退職・FIREを実現するための資産形成の始め方を、
複利の力を最大化する視点から徹底解説します。

✅ 本記事の内容

  • 20代公務員が資産形成で有利な理由
  • FIRE達成のための5つのステップ
  • 複利効果のシミュレーション(月3万円・月5万円)
  • 失敗しないための注意点5選

✅ 本記事の信頼性

  • 著者は公務員歴20年近く、25歳から資産形成をスタート
  • 現在資産は退職目標額の9割達成
  • 投資歴20年で資産4.5倍、iDeCoは+90%の実績

この記事を読むことで、
「20代の今、何をすれば将来の選択肢が広がるのか」が明確になります。

早期退職やFIREを視野に入れている20代公務員の方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

なぜ20代公務員は資産形成で有利なのか?

資産形成

20代公務員は、資産形成において圧倒的に有利な立場にいます。
それは「安定収入」「時間」「福利厚生」という3つの武器を持っているからです。

安定収入×長期運用で複利効果が最大化される

公務員の最大の強みは、収入が安定していること
ボーナスも含めて予測可能な収入があるため、
毎月コツコツと積立投資を続けることができます。

そして、20代から始めれば30年以上の運用期間が取れます。
複利効果は時間が経つほど加速するため、
「早く始めること」が最大の武器になるのです。

茶ぴ子

例えば、月3万円を30年間積み立てるだけで、元本1,080万円が年利5%なら約2,500万円に成長します。

若いうちに始めるほど”時間”という最強の武器が手に入る

投資の世界では、「時間」こそが最強の武器です。
複利効果は時間と共に指数関数的に増えていくため、
10年・20年・30年と長く続けるほど、資産の伸びが加速します。

20代で始めた人と40代で始めた人では、
同じ金額を積み立てても最終的な資産額に数倍の差が生まれます。

「まだ若いから…」と先延ばしにせず、
今すぐ始めることが、将来の自分への最高のプレゼントになります。

公務員の福利厚生を活かせば資産形成の加速度が変わる

公務員には、民間企業にはない充実した福利厚生があります。
これを活用すれば、資産形成のスピードが大きく変わります。

  • iDeCoの掛金上限が月2万円
    →節税しながら老後資金を作れる
  • 共済組合の住宅ローン低金利
    →住居費を抑えて投資余力を増やせる
  • 退職金制度の存在
    →将来のまとまった資金が期待できる

これらの制度を20代のうちからフル活用することで、
40代でFIRE達成も十分に現実的になります。

20代公務員が早期退職・FIREを目指すための資産形成ステップ

資産形成のステップ

ここからは、20代公務員が具体的にどう資産形成を進めればいいのか、
5つのステップで解説します。

ステップ①まずは「FIRE目標額」を逆算する

資産形成の第一歩は、「いくら必要なのか?」を明確にすること
FIREの基本は「4%ルール」です。

4%ルールとは?
年間生活費の25倍の資産があれば、
資産を年4%ずつ取り崩しても理論上は資産が尽きないという考え方。

具体例

  • 年間生活費240万円 → 必要資産6,000万円
  • 年間生活費300万円 → 必要資産7,500万円
  • 年間生活費200万円 → 必要資産5,000万円

独身なのか、結婚予定なのか、子どもは持つ予定なのか──
ライフプランによって目標額は変わります。
まずは「自分の場合はいくら必要か?」を逆算してみましょう。

ステップ②新NISAで積立投資をスタートする

20代公務員がまず始めるべきは、新NISAです。

新NISAの特徴

  • つみたて投資枠:年間120万円まで非課税
  • 成長投資枠:年間240万円まで非課税
  • 合計年間360万円まで投資可能
  • 非課税期間は無期限

おすすめの投資先

  • 全世界株式インデックスファンド(オルカン)
  • S&P500インデックスファンド

20代はリスクを取れる時期なので、
株式100%のインデックスファンドで運用するのがおすすめです。

まずは月3万円からでOK。慣れてきたら月5万円、ボーナス投入と増やしていきましょう。

ステップ③iDeCoで節税しながら老後資金を作る

新NISAと並行して始めたいのがiDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoのメリット

  • 掛金が全額所得控除(所得税・住民税が安くなる)
  • 運用益も非課税
  • 公務員は月2万円まで拠出可能(2024年12月以降)

節税効果の例(年収400万円の場合)
月2万円×12ヶ月=年間24万円の掛金
→所得税・住民税合わせて年間約4.8万円の節税(税率20%の場合)

iDeCoは60歳まで引き出せないデメリットがありますが、
逆に言えば「強制的に老後資金を貯められる」メリットでもあります。
FIRE後の安心材料としても有効です。

ステップ④生活費の見直しで投資余力を増やす

投資額を増やすには、支出を減らすことが最も確実です。
特に固定費の見直しは効果絶大。

見直すべき固定費

  • 通信費:大手キャリア→格安SIMで月5,000円削減
  • 保険:不要な医療保険・生命保険を解約
  • サブスク:使っていない動画配信・音楽配信を解約
  • :都市部なら手放してカーシェア活用

月5,000円削減できれば、年間6万円の投資余力が生まれます。
これを30年間年利5%で運用すれば、約416万円になります。

家計簿アプリ(マネーフォワードME、Zaimなど)を使って、
支出を見える化するのもおすすめです。

ステップ⑤ボーナスは全額投資に回す覚悟を持つ

公務員の強みは、年2回のボーナスが安定していること
このボーナスをどう使うかで、資産形成のスピードが劇的に変わります。

茶ぴ子

「ボーナス=ご褒美」ではなく、「ボーナス=投資資金」と割り切る覚悟が大切です。

ボーナス投資の例
ボーナス年間100万円を全額NISAに投入
→30年間続ければ、元本3,000万円が年利5%で約6,650万円に!

もちろん、すべてを投資に回すのが難しい場合は、
「半分だけ」「年1回だけ」でもOK。
大切なのは、ボーナスを浪費せず、資産形成に回す習慣を作ることです。

20代から始める複利の力|シミュレーションで未来を見える化

資産形成のシュミレーション

「本当に20代から始めて間に合うの?」
そんな不安を解消するために、具体的なシミュレーションを見てみましょう。

月3万円を30年間積立投資した場合のシミュレーション

条件
月3万円×12ヶ月×30年=元本1,080万円

  • 年利5%の場合:約2,497万円(元本の約2.3倍)
  • 年利7%の場合:約3,649万円(元本の約3.4倍)

月3万円という無理のない金額でも、
30年間続ければ2,000万円以上の資産が築けます。

月5万円を30年間積立投資した場合のシミュレーション

条件
月5万円×12ヶ月×30年=元本1,800万円

  • 年利5%の場合:約4,161万円(元本の約2.3倍)
  • 年利7%の場合:約6,082万円(元本の約3.4倍)

月5万円まで増やせれば、年利7%で6,000万円超え
独身・ミニマリスト志向の方なら、これだけでFIRE達成も視野に入ります。

ボーナス年100万円を追加投資した場合の威力

条件
月3万円+ボーナス年100万円×30年=元本4,080万円

  • 年利5%の場合:約9,434万円
  • 年利7%の場合:約13,785万円

ボーナスを投資に回すだけで、1億円超えも夢ではありません
20代から本気で取り組めば、40代でFIRE達成は十分に現実的です。

複利の力は「時間×継続」で最大化されます。早く始めるほど有利なのです。

20代公務員が資産形成で失敗しないための注意点5選

資産形成の注意点をメモする

資産形成を成功させるには、「やってはいけないこと」を知ることも大切です。
ここでは、20代公務員が陥りがちな失敗を5つ紹介します。

①生活防衛資金を確保してから投資を始める

投資を始める前に、まずは生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を確保しましょう。

なぜ必要?

  • 急な病気・事故で働けなくなるリスク
  • 車の故障・家電の買い替えなど突発的な出費
  • 投資資金を現金化せずに済む

生活防衛資金がないまま投資すると、
いざというときに株を売らざるを得なくなり、
暴落時に損失が確定してしまいます。

②個別株・仮想通貨に手を出しすぎない

20代は時間があるため、ハイリスク投資に手を出したくなりがちです。
しかし、基本はインデックス投資にすべきです。

茶ぴ子

個別株・仮想通貨は、資産全体の1割以内にとどめましょう。

インデックス投資は地味ですが、
長期的にはプロの投資家の8割に勝てると言われています。
コツコツ積み立てるだけで、十分に資産は増えます。

③周囲の浪費に流されない

20代は、周囲の誘惑が多い年代です。

  • 飲み会・合コン
  • 旅行・レジャー
  • 新車購入・ブランド品

これらの「見栄の消費」に流されていると、
いつまで経っても資産は増えません。

「自分の人生」を優先する覚悟が大切です。
周りに合わせず、自分のペースで資産形成を進めましょう。

④FIRE=完全リタイアではない。ゆるFIREも選択肢に

FIREというと「完全に働かない生活」をイメージしがちですが、
実際には「ゆるFIRE(サイドFIRE)」の方が幸福度が高いケースも多いです。

  • 週3日だけ働く
  • 好きな仕事だけする
  • 副業で月5万円稼ぐ

完全リタイアを目指すと目標額が高くなり、
ハードルが上がりすぎることも。
柔軟な働き方を視野に入れることで、現実的なFIREが見えてきます。

⑤情報収集を継続する

投資は「一度始めたら終わり」ではありません。
学び続けることが成功の秘訣です。

おすすめの学習方法

  • 投資本を読む(『敗者のゲーム』『ウォール街のランダム・ウォーカー』など)
  • YouTube・ブログで情報収集
  • 投資仲間を作る(SNSやオンラインコミュニティ)

また、投資詐欺や怪しい商品に騙されないためのリテラシーも重要。
「絶対儲かる」「元本保証」といった甘い言葉には要注意です。

まとめ:20代公務員の資産形成の最大の武器は「時間」

20代公務員が早期退職・FIREを目指すなら、
「今すぐ始めること」が最も重要です。

✅ 20代公務員が今すぐやるべきこと

  • FIRE目標額を逆算する
  • 新NISAで積立投資をスタート
  • iDeCoで節税&老後資金づくり
  • 固定費を見直して投資余力を増やす
  • ボーナスは全額投資に回す

20代の今、「時間」という最強の武器を持っています。
この武器を最大限に活かせるのは、今この瞬間だけです。

「いつかやろう」ではなく、
「今日から始める」ことが、
将来の自由を手に入れる第一歩です。

あなたの20代が、自由な未来への投資期間になりますように。

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