はじめに
本記事では、公務員の私がiDeCoを9年間続けて資産+90%を達成した実体験をもとに、iDeCoの運用のコツをわかりやすく紹介しています。
✅こんな方におすすめです
- 公務員でもiDeCoをやるべきか迷っている
- 本当に増えるの?どれくらい効果があるのか知りたい
- どう運用したらいいか具体的な方法とオススメの銘柄を知りたい
✅この記事の信頼性
- 公務員としてiDeCoを9年間継続運用し+90%を達成した実体験者
- 公務員の制度(共済・年金・退職金)を熟知した上での資産運用経験
- iDeCoだけでなく、積立NISAや分散投資も実践中

この記事を読むことで、iDeCoの運用イメージが明確になり、今日からできる賢い資産づくりの一歩を踏み出せます。
私が公務員でiDeCoを始めた理由



まずは、私がなぜiDeCoを始めようと思ったのか、その理由をお伝えします。
将来年金だけでは不安だったから
公務員は退職金や共済があるとはいえ、老後資金が十分か不安でした。
少しでも早く自分で老後資産づくりを始めたいと思ったことがきっかけです。
福利厚生だけに頼りたくなかったから
安定していると言われる公務員ですが、将来の制度変更は予測できません。
自分で運用して資産を育てる選択肢を持っておきたいと考えました。
9年で資産+90%になった運用実績
ここでは、実際の私の運用結果を紹介します。


運用9年で資産は約+90%に増加
私はiDeCoを9年継続し、資産は約90%増えました。
大きく増えた理由は、長期で積み立てたことと、世界株中心で運用してきたこと、そして世界情勢に合わせたスイッチングです。
継続が最大のポイント
始めたばかりの頃は増えたり減ったりしましたが、途中でやめずに積み立てを続けたことで大きく育ちました。
iDeCoでオススメの商品|楽天証券編
iDeCoで投資信託を選ぶとき、どれにしたらいいか迷いますよね。
私もいくつか試してみて、長期運用に向いている商品をまとめました。


楽天・全世界株式インデックス・ファンド
世界の株式市場を幅広くカバー。
1本で先進国・新興国に投資でき、コストも低め。長期積立におすすめです。
楽天・S&P500インデックス・ファンド
米国の代表的指数 S&P500 に連動。
米国株中心に資産を育てたい方に向いています。
たわらノーロード先進国株式
日本を除く先進国株式に分散投資。
株式の成長を狙いつつ、ある程度リスクを抑えたい方におすすめ。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
米国の大型〜小型株まで幅広くカバー。
米国の成長を長期で取り込みたい方に。
楽天・インデックス・バランス(DC年金)
株式と債券をバランスよく配分。
リスクをある程度抑えたい方や、年齢に応じた運用を考える方に向いています。
楽天・ゴールドファンド(金ファンド)
金(ゴールド)に投資するファンドです。
世界情勢や株式市場が不安定なときのリスクヘッジとして利用できます。
長期保有で資産の安定を狙う方におすすめです。
選ぶときのポイント
- 信託報酬(運用コスト)が低い商品を選ぶ
- 投資先はできるだけ分散されているもの
- 運用期間・リスク許容度に合わせて選ぶ
- 商品は3本程度に絞ると管理がラク
NISAでの分散投資イメージ(楽天証券)
NISA運用では、積立+分散が重要です。
以下は、楽天証券で実際に積立可能な投資信託を使った例です。特に分散を意識して、5銘柄を選定した場合の例です
| 資産クラス | 銘柄例(楽天証券) | 投資割合の目安 |
|---|---|---|
| 国内株式 | 楽天・日本株インデックス・ファンド | 30% |
| 先進国株式 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 40% |
| 新興国株式 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 10% |
| 国内債券 | 楽天・国内債券インデックス・ファンド | 10% |
| 海外債券 | eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 10% |
ポイント
- 積立投資:毎月一定額を自動で積み立て、価格変動の影響を平均化
- 分散投資:国内・海外、株式・債券の5資産に分けることでリスクを抑制
- 長期運用:10年以上の運用を想定すると複利効果が働きやすい



バランスを保ちながら、安定して着実に資産を増やすことができます。
私が実際にやってきた運用のコツ
ここからは、私が9年間で意識してきたポイントを紹介します。
世界株を中心に長期運用する
基本は世界株インデックス、リート、ゴールドファンドに分散して積み立てています。
基本的には短期で売買せず、長い目で見て運用することを大切にしています。
時々ニュースをチェックしてスイッチング
世界情勢が不安定なときは、金(ゴールドファンド)などに一部をスイッチングするなど、状況に応じて調整してきました。
iDeCoのスイッチングとは
iDeCoのスイッチングは、保有している投資信託を別の商品に切り替えることです。
- 株式型→債券型など、リスクに応じて変更可能
- 手数料は商品によって異なる
- 売却せず運用方針を変えられるので、税制メリットはそのまま
ポイント例:世界情勢が不安定な時は、ゴールドファンド等にスイッチングしてリスク調整することもできます。



2025年はゴールドがかなり上昇したので、その恩恵も受けることができました。



ただし、iDeCoは長期投資が基本!やりすぎないことが重要です。
月の掛金は上限の2万円でコツコツ
公務員の掛金上限は月2万円です。(2025年時点)
少額なので限界はありますが、長期で積み立てることで大きな成果につながりました。
まとめ
私は、iDeCoは活用するべきだと考えています。
9年間続けて資産が+95万になったことで、そのメリットを実感しました。



これから始める方の参考になれば嬉しいです!








