公務員として働いていると、「辞めたい」「このまま定年まで続けるの?」と不安や焦りを感じる瞬間があります。そして同時に、FIRE(早期退職)という選択肢が頭をよぎる人も多いはずです。
しかし、公務員がFIREを目指すときには“やってはいけないこと”がいくつかあります。これを知らずに動いてしまうと、退職金・生活設計・教育費などに大きな影響が出てしまう可能性があります。
本記事では、40代に入りFIREを真剣に考え始めた公務員ママである私が、「公務員がFIREを目指すときに避けるべき6つの落とし穴」をわかりやすく解説します。
✅本記事の内容
- 公務員がFIREで失敗しやすい6つのポイント
- 衰えない“辞めたい気持ち”を安全に扱う方法
- 公務員ならではの制度(退職金・共済・雇用保険)の注意点
- 無理なくFIREに近づく現実的なステップ
✅本記事の信頼性
- 現役公務員として20年近く勤務し、家計改善と投資で資産を大きく伸ばしてきた実体験に基づいて解説
- 辞めたい気持ちと向き合いながら、FIRE準備・家計最適化を実践している当事者によるリアルな内容
この記事を読むと、公務員がFIREを目指すときに必ず知っておくべきポイントがわかり、無理のない“安全な早期退職プラン”を立てられるようになります。

FIREを視野に入れている公務員の方は、ぜひ最後までご覧ください。
やってはいけない①:勢いだけで退職届を出す
「辞めたい」という気持ちがピークのとき、公務員は特に“衝動的に辞めたくなる瞬間”があります。
しかし、FIREを目指す上で最も危険なのが 勢いで辞めること です。
私自身、希望外の部署への異動や子育てとの両立で、何度も「もう無理…辞めたい」と思った時期がありました。
でも――公務員は 衝動退職のダメージが大きい職種 です。
勢い退職が危険な理由
- 退職金が大きく減る
- 収入が突然ゼロになる(雇用保険なし)
- 転職・再就職が思い通りに進まないことがある
特に退職金は 在職年数で大きく変わる ため、
たった数年で数十〜百万円以上変動するケースもあります。
辞めたくてつらい時ほど、“辞める準備”が先。
行動は冷静に、気持ちは大切に扱う。
これがFIREを目指す公務員に必要なスタンスです。




やってはいけない②:家計の把握なしにFIREを語る
FIREは「お金が貯まったら辞める」ではなく、
“生活費の把握”があって初めて成り立つ計画 です。
私は節約は好きでしたが、全体の家計管理が得意ではありませんでした、
しかし、「辞めたい」という強い気持ちをきっかけに、家計全体を細かく見直すようになりました。
把握すべき項目
- 生活費の最低ライン
- 削れる支出・残す支出
- 教育費のピーク時期
- 住宅ローン返済と家計のバランス
これを知らないままFIREに進むと…
- 想定外の出費で赤字
- 教育費不足
- 生活水準を急に下げる必要が出る
といった問題が発生しやすくなります。
まずは 1か月だけ家計簿をつける ところからでOK。
私もそこから始めて、家計の“全体像”が見えるようになり、
辞めたい気持ちに対して冷静に向き合えるようになりました。


やってはいけない③:公務員制度の“落とし穴”を理解せず辞める
公務員は安定しているようで、実は「辞めるときのデメリット」が独特です。
この制度を理解せずに辞めてしまうと、想像以上の不利益につながります。
代表的な“落とし穴”
① 雇用保険に加入していない(=失業給付が出ない)
公務員には失業保険がありません。
辞めた瞬間に収入は完全にゼロ。
「半年くらい失業保険でつなぐ」という発想ができないのが最大の特徴です。
② 退職金は“年数”で大きく変わる
1〜3年の差で数十万円レベルで変わることも。
私も「あと数年は退職金の伸びが大きい」と知り、辞める時期を慎重に判断しました。
③ 共済組合の制度変更で負担が増えることも
医療費や扶養の取り扱いなど、退職後の制度を確認しておくことが必要です。
“安定した制度から外れる”ことで、支出が増える可能性があります。
辞めるか迷っているなら、
・退職金シミュレーション ・共済→国保の移行費用 ・扶養制度の違い
ここは必ず押さえておきたいポイントです。


やってはいけない④:焦って投資金額を増やす
FIREを知った瞬間にやりがちなのが、
「よし、投資を増やして一気に貯めよう!」 という行動です。
でもこれは危険。
投資は“余裕資金で続けること”が前提であり、
焦って積立額を上げると、
- 生活費が苦しくなる
- 借金して投資することになる
- 市場下落のときに耐えられない
- 家族の理解を失う
という状態になりがちです。
私は投資歴が長いですが、
積立額を無理に上げるのではなく、
家計最適化 → 固定費の削減 → 浮いたお金を投資へまわす
という順序が最も安定すると実感しています。



投資でFIREを目指すなら、
“増やす前に整える”が最重要です。


やってはいけない⑤:ひとりで抱え込む(相談しない)
辞めたい気持ちをひとりで抱えてしまうと、
視野がどんどん狭くなります。
私も、
「辞めたいと思うなんて甘えてるのかな…」
と悩んでいた時期があります。
けれど1人で抱え込むと、ネガティブになったり、突発的行動に移ってしまったり・・・
後悔することになるかもしれません。



家族・友人・専門家など誰でもいいので、
自分の気持ちを話すだけで一気に気が楽になりました。
FIREの相談相手は“現実的な人”がいい
- 数字に強い人
- 投資経験がある人
- 感情論で否定しない人
公務員は「安定してるんだから辞めるなよ」と言われやすいため、
本音で話せる相手が1人いるだけで全然違います。
そして何より、
“辞めたい気持ちを受け止めてもらう”ことが
FIRE戦略のスタートラインになります。



ちなみに私は、ネット上でFIREを目指す仲間を見つけて
情報交換しあっています。


まとめ|公務員がFIREを目指すなら、“やらないこと”が未来を守る
公務員は安定しているように見えて、
辞めるときの制度が特殊なため、FIREでは慎重な戦略が必要です。
今回紹介した「やってはいけないこと」はこちら。
- 勢いで辞める
- 家計把握なしでFIREを進める
- 公務員制度を理解せず辞める
- 焦って投資額を増やす
- ひとりで抱え込む
この5つを避けるだけで、
FIREへの道は驚くほど安全で現実的になります。
辞めたい気持ちは“逃げ”ではなく、
今の環境があなたに合っていないというサイン。
焦らず、整えて、備えていけば
異動も人事も怖くない未来に近づいていきます。
















